Toki Pona Lesson 2(日本語訳)
こちらの情報は原文が削除されています。この記事は記録として残しておきますが、内容が不確かなものとなっています。
レッスン2: 発音
トキポナには14のアルファベットがあり、9つの子音字(j k l m n p s t w)と5つの母音字(a e i o u)からなります。
子音
j以外の子音は英語とほぼ同じです。
table: 子音一覧
文字 一致する発音
k kill
l let
m met
n net
p pit
s sink
t too
w wet
j yet
お気づきの通り、トキポナの j は英語の j とは異なり、むしろ y に近い発音です。その他の言語(例えばドイツ語とかエスペラント語とか)では j をこの発音で読みますが、そのような言語を学んだことのない人は j を y に置き換えて読みましょう。
母音
英語では、母音字は単語によって発音が変わりますが、トキポナでは常に同じ発音です。
スペイン語やイタリア語やエスペラント語などに親しんだ人であればトキポナの発音もそれと同じであることが分かるでしょう。母音字の一覧をまとめましたのでこれで覚えましょう。
table: 母音一覧
文字 一致する発音
a father
e met
i peel
o more
u food
さて、アルファベットを学んだところで、トキポナ初心者の Nikitia Ayzikovsky 氏の素敵な一枚をご覧ください。トキポナの14のアルファベットと、それを頭文字とする単語、そのイラストが書かれています。
※この "Elena" は「ギリシャ」を表す非公式単語です。この図が作成された当時トキポナには E で始まる単語が無かったのです。
https://gyazo.com/93a2de3a24272e1516e98f6cbd0aecf9
発展編
基本的にはトキポナ学習には上記のことだけ分かっていれば十分です。アルファベットの発音の話が簡単で余裕だった人だけこの先を読んでください。上の話が難しかった人はそちらを優先して、この部分は後回しにしてしまって構いません。(ここの情報も重要でないわけではないので、トキポナをマスターしたいなら後でまたここに戻ってきてください。)
トキポナの発音とスタイルについてもう少し学ぶことがあります。
公式のトキポナ単語(Sonja Lang 『Toki Pona: The Language of Good』に載っている120単語)は大文字になることはありません。文頭であっても小文字を使います。
先頭が大文字になる非公式単語(人名、土地名、宗教名などの固有名詞)の例を2つだけ上げます。
jan Susan li pona. = Susan is good. (Susan は人名であり、この文ではこの語だけが先頭大文字になります。)
ma Elopa li suli. = Europe is big. (Europe は120の公式単語に含まれないので、先頭が大文字になります。)
トキポナは子音が少ないので、発音を柔軟にできます。上の発音に加えて、以下の音を代わりに発音することが出来ます。
table: 代替発音一覧
文字 使える発音
p bit
t dog
k garden
s zoo
トキポナの音節は全て「子音+母音(+nの音)」のパターンになります。語の先頭の場合のみ子音が無くても構いません(例えば、ali や unpa は子音で始まらない)。また n 音の直後に子音の n, m を続けることはできません。また、聞き取りにくい ji, ti, wo, wu の4音は禁止されています。
アクセントは常に一音目です。